たまには勉強になる本を読もうと思いまして、
手にとったのがこの本。
ちくま新書の「中世史講義 」
私は日本の歴史に興味を持っているので、
ちょうどいい機会かな。
鎌倉時代の仏教とか室町時代の宗教とか、
戦国時代に入る前の時代が非常に勉強になります。
やはり織田!豊臣!徳川!みたいな派手さは無いし、
中世のスポットライトの中世三大事件「応仁の乱」「承久の乱」「観応の擾乱」は
あまり触れられていないんですが、
明や高麗との関係の項は突出した内容で新たな感覚で学べるし、
日本の中世となるとあまりピンとこなかったんですが
なかなか読み応えのある良書です。
ちなみに巻末に資料があるので、なかなかの親切設計で嬉しいです。
この本は日本中世史を学ぶにはスタンダードになってもいいのではという内容です。